美唄市様
紙による税務署への確定申告書の事務引き継ぎを電子化
効率化とリスク低減、住民サービス向上を一挙実現
北海道美唄市では、多くの地方都市同様人口減と高齢化が進んでいる。厳しい行財政の下で、財政の健全化と効率的な組織機構の見直し等を行ってきており、その一環として職員数の削減を行ってきた一方、効率的な事務運営のため、総合住民情報システムの更新など、住民サービスの向上と業務の効率化に努めている。その中で確定申告業務はすべて紙を用いて行っており、マイナンバー制度導入後は税務署へ申告書等を引継ぐための事務処理がより煩雑となり、職員の負担が大きなものとなっていた。申告会場では、受付が終わるごとに添付資料の糊付け作業などがあり、次の住民を受付するまでの時間が長くなり、不満も少なくなかった。これらを解決するため、NTTデータの「電子申告の達人(地方公共団体用)」を導入。電子申告が利用できない一部の申告を除き電子申告へと移行し、大幅な効率化と住民サービスの向上を実現した。
お客様名 | 北海道 美唄市 |
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所在地 | 北海道美唄市西3条南1丁目1番1号 |
市政施行 | 1950(昭和25)年 |
人口 | 21,255人(2019年7月末現在) |
市の概要 | 美唄市は札幌と旭川のほぼ中間にあり、札幌から車で約40分、新千歳空港からも約80分と交通の便が良い。大正時代の採掘開始から高度成長期まで炭鉱で大いに栄えたが、閉山後は農業や商工業振興に注力してきた。美唄市の都市像「食・農・アートが響き合う緑のまち美唄-市民のハーモニーで創る美しき唄のまちを目指して-」の実現に向け、地域特性を生かした交流・産業・雇用の創出、基幹産業である農業の振興などに取り組んでいる。 |